しっかりと気を引き締めて政権交代へ 江田会長が総会で挨拶
2006年6月16日
１６日午前、参議院本会議を前に国会内で参院議員総会が開かれ、江田五月参院議員会長、輿石東参院幹事長らの挨拶・報告があった。
総会の冒頭、挨拶に立った江田参院会長は、昨日の予算委員会での平野達男・辻泰弘両議員の奮闘を労うとともに、村上ファンド問題、福井日銀総裁の投資問題、社会保険庁の年金偽装問題などを見ても、「小泉政治の偽装性・粉飾性が本当に明らかになってきた」と厳しく指摘した。
そして、「この５年の小泉政治は、いったい誰のための政治だったのか」と江田参院会長は語気を強め、「いかにごまかしてきたか、これが明らかになってきたと思う」と述べた。江田参院会長は、国会閉会後も「まだまだ何が出てくるか分からない」とも述べ、「ここはしっかりと気を引き占め、秋の補選、来年の統一地方選、参院選をたたかい抜き、勝利を得て、政権交代へと向かっていく」ために、「民主党・新緑風会の使命は非常に重い」とした。そして、「一層のご協力、お力添えを」と呼びかけ、「これからが正念場だ」として、挨拶を終えた。